道路と不動産評価

 

こんばんわ。

東京では、今日は急に暑くなりましたね。

明日も暑い日が続くようです。

ここ数年、寒暖差が激しい気がします。

皆様も体調管理にはお気を付けください。

 

さて、今日は道路と不動産評価です。

不動産関係の仕事を経験しますと、道路の重要性を痛感させられます。

例えば、道路に2メートル以上接道していないと建物を建築できません。また、道路の幅員によって容積率が変わったりします。容積率が変わるということは、建物の高さが変わるということです。

 

建物が建てられなかったり、建物を高く建築することが出来ないということは、それだけその土地の評価が低くなる可能性があります。

そして、土地の評価が低くなるということは、相続事件においても遺産の評価に関わります。取得を希望する不動産の価値が高いのか低いのかは、相続人にとっても重要な関心事項になります。

 

また、不動産と道路との境界が確定しているかも、確定測量が必要になるか、ひいては売却するのに時間がかかるかどうかに関わるので重要なポイントです。境界が取れているかについては役所に確認しないといけませんが、私は現地に行く際には道路との間の境界標を見たりします。

 

このように前面道路の状態によって不動産の評価や売却スケジュールにも影響がありますので、ある不動産の前面道路がどうなっているかは、弁護士業においても大きな関心事項になることもあります。一見道路にみえても、実は道路ではなく通路であったりしますので、慎重に確認しないといけません。

 

そうしてみると、普段何気なくみている道路も、なかなか意味ありげに見えてきますよね。

皆さんもたまには、道路を見ながら散策されるのは、いかがでしょうか。

もしかしたら、普段気が付かない発見があるかもしれません。

 

 

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